穂坂邦夫プロフィール

1941年埼玉県生まれ。
埼玉大学経済短期大学部卒業。
埼玉県職員、足立町(現志木市)
職員を経て、志木市議会議長、
埼玉県議会議長を歴任。
2001年7月、志木市長に就任。
2005年7月から地方自立政策研究所 理事長
2010年4月から日本自治創造学会理事長


教育委員会廃止論


緊急出版!「市町村崩壊」
−破壊と再生のシナリオ−



5.
構造改革特区へ の挑戦

(2)
主な提案と国の対応


【制度改革:特区対 応(全国展開)】


B
農業委員会の必置の廃止




概 要




都市と地方では農業政策の比重が異なっており、地域の実情に応じて簡素 で効率的な農業政策を展開するため、必要に応じて置くことができることにする。




経 緯




第3次(2003.6.30)に提案し、農業委員会等に関する法律が改 正された。


C
収入役の必置の廃止




概 要




市であってもその規模は相当の差異があることから、規模に応じて、市長 又は助役が収入役の事務を兼掌できるようにする。




経 緯




第3次(2003.6.30)に提案し、当初の特区としての対応から、 全国的に対応することとされ、地方自治法が改正された。


D
志木市地域密着型宿泊介護




概 要




市内にある埼玉県の指定を受けた単独型デイサービス事業所が、一定の宿 泊施設(13.2u以上の居室、浴室)等を設けた場合、3人まで宿泊介護を認め、介護保険の対象とする。




経 緯




第6次(2004.11.17)に提案し、介護保険の見直しの中で、平 成18年度から(仮称)小規模多機能型居宅介護という新たなサービスを設け、全国的に対応することとされた。

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